オーラルケアの取り組みと意識の違い!三郷 流山 小児歯科

2014-12-08

日本とスウェーデンでの、オーラルケアの取り組みについて違いがあります。

そもそもオーラルケアとは大辞林で調べると虫歯や歯周病の予防のために,歯や口の中を清潔に保つ手入れをすることとあります。

ハブラシ以外にデンタルフロスやデンタルリンスも使うのは当たり前だと思う

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日本では使用率の低いデンタルリンスデンタルフロスの利用が、スウェーデンでは定着していることがわかります。

スウェーデンでは「ブラッシング以外にデンタルフロスやデンタルリンスも使うのは当たり前」「どちらかというと当たり前」という考え方の人が約68%にのぼります。

一方日本では、「ブラッシングだけで充分だと思う」「どちらかといえば充分だと思う」という人が51%と半数を超えます。
普段からセルフケアで活用しているオーラルケア用品においても、スウェーデンでのデンタルフロス使用率は51.6%で日本の20.5%の2倍以上、デンタルリンスの使用率は39.5%で、日本の24.0%に比べて高い割合です。

また、「むし歯がオーラルケアで防げると考える人」は、スウェーデンで約81%、日本では約65%と意識にも差があり、特に強くそう考えている人がスウェーデンでは約60%と多く、日本と大きく差が開いている事がわかりました。

これらの取り組み、意識の差が残存歯数の違いにつながっているのかもしれません。

むし歯はオーラルケアで防げると思う

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是非とも皆様もデンタルリンスやデンタルフロスも歯ブラシと一緒に使うことにしていきませんか。

セルフケアの大切さが数字で出ていますね。

次回はセルフケアについてお話していきます。


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