歯に良い「フッ素」の働き 三郷・吉川 予防歯科

2014-12-22

●エナメル質の修復を促進

酸により歯から溶け出したカルシウムやリンを補うこと(再石灰化)を促進します。
●歯の質を強化

歯の表面を覆うエナメル質を酸に溶けにくい性質にします。
●酸がつくられるのを抑える

むし歯を引き起こす細菌の働きを弱め、酸がつくられるのを抑えます。

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つまり、虫歯を作らない為にも上手にフッ素を使うことにより虫歯予防(セルフケア)が出来るのです。

フッ化物洗口

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フッ化物歯面塗布

比較的高濃度のフッ化物溶液やゲル(ジェル)を歯科医師・歯科衛生士が歯面に塗布する方法です。乳歯むし歯の予防として1歳児から、また成人では根面むし歯の予防として実施されています。矯正治療中の患者さんや唾液流量の低下している人など、ハイリスクの人に他のフッ化物応用法に加えて実施されています。

フッ化物歯面塗布は、萌出後の歯の表面に直接フッ化物を作用させることによって、むし歯抵抗性を与える方法です。歯科医師や歯科衛生士が行うむし歯予防手段として実施されています

塗布後の保健指導

塗布終了後に唾液を吐き出させ、うがいや飲食は30分間しないように指導します。
乳幼児の場合、保護者に対して間食指導・ブラッシング指導を合わせて実施します。
次回塗布の予約手続きを行います。

もちろんフッ素配合のハミガキ剤で歯をみがきましょう

次のグラフを見てください

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DMFTってなあに?
むし歯の成績表です。むし歯で穴の空いた歯を「D」、抜いた歯を「M」、治療で詰めた歯を「F」とした一人当たり平均の合計を示したものです。むし歯を本数で数えたもので、数字が大きいほどむし歯が多いことになります。

つまり早く始めれば始めるほど効果は絶大なんですね(*^_^*)

次回は正しいブラッシング法についてお話しします。


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