前歯のすき間と歯の色がお悩みで来院された患者様です。
歯の美しさと歯のすき間を「同時に治したい」というご希望がありましたので、
ラミネートベニア法で治療することにしました。
ラミネートベニア法は、通常の被せ物に比べて歯を削る量が少ないのが特徴です。また、歯の色だけではなく、「歯の形」「歯並び」「歯の隙間」のバランスを整えることができます。
今回治療をするにあたり、まずは上顎の前歯6本の表面を0.3~0.5mm削りました。
それから、ラミネートベニアを黄金比率(1.6、1.0、0.6)に基づき、配列を計算しながら貼っていきます。
そうすることで、歯と歯のすき間を単に埋めるだけではなく、バランスのとれた整合性のある形を作り出すことができました。
また、歯周病が進行して歯肉が赤く腫れ上がっていたため、その治療も行うことで、
結果、歯の審美性だけではなく、歯肉の審美性も同時に獲得することができました。
下記の症例は治療後の症例です。