身体への負担を抑えた、
やさしい
インプラント治療

身体への負担を抑えた、やさしいインプラント治療

当院では、痛みや腫れが少なく長く使えるインプラントをめざしています。
歯ぐきを切開しない「フラップレス手術」に対応し、患者さまへの身体的・精神的負担を可能な限り軽減した治療をご提供。治療後のメインテナンスまで見据えた設計と管理を徹底しています。

症例に対応する術式

傾斜埋入法

骨が薄くなってしまった場合に、インプラントを傾けて埋めることで骨量を有効活用する方法です。歯を失ってから長期間経つと骨の量が減少し、インプラントを埋め込むのに十分な厚みが不足してしまいますが、斜め向きに埋め込むことでカバーできる場合があります。骨の量を増やす術式よりも短期間でインプラントを埋入できる点が特徴です。

  • 自由診療です。
  • インプラントの本数が1本の場合、傾斜埋入法を行えない場合があります。
  • 治療期間:(2回法の場合)約3~7ヶ月、治療回数:約4~6回
  • 治療の流れ:事前に精密な検査を行い、骨の厚みが薄い部分を避けてインプラントを斜めに埋入します。
ショートインプラント

骨の厚みが足りない場合に用いる短めのインプラントです。通常のインプラントは骨に埋め込む部分が10mm以上ですが、ショートインプラントは8mm以下のものを指します。10mmと7mmのインプラントを比較しても予後に大きな影響はないというデータが出ていますので、短くても十分な耐用年数が見込めます。

  • 自由診療です。
  • お口や全身の状態によっては適応にならない場合があります。
  • 治療期間:(2回法の場合)約3~7ヶ月、治療回数:約4~6回
  • 治療の流れ:精密な検査を行って骨の厚みを確認し、適切な長さのインプラントを埋入します。
骨造成

インプラントの埋入に必要な骨の厚みを再生・増加させる方法です。骨が不足している部分に自分の骨や骨補填剤を充填して人工的な膜で覆うと、数ヶ月ほどかけて骨が再生します。歯ぐきのバランスも整うため、見た目の改善にもつながります。

  • 自由診療です。
  • 骨造成を行わないインプラント治療と比べて、治療期間が長くなります。患者さま自身の骨を使用する場合、骨採取のための手術が必要です。
  • 治療期間:約4〜6ヶ月、治療回数:約3〜5回
  • 治療の流れ:骨造成を行った後に骨が再生されるのを待ち、土台ができたらインプラント埋入を行います。
サイナスリフト

上顎の骨が薄いケースに用いる術式です。上顎洞という空洞に骨補填材を充填し、インプラントを支える土台を作ります。従来よりも患者さまのお身体への負担を軽減できるようになっておりますので、心配な方もご相談ください。

  • 自由診療です。
  • 痛みや腫れが出ることがあります。骨の再生には個人差があります。
  • 治療の流れ:上顎の骨が不足している箇所の側方に穴を開け、骨補填材を埋め込んで骨の再生を促します。
All-on-4

最小4本のインプラントで片顎すべての歯を支える方法です。失われた歯が多い場合にも実施できます。インプラント埋入手術が1回ですみ、仮歯の装着まで1日ほどと短期間で治療が完了する点もメリットです。

  • 自由診療です。
  • 外科的な手術と定期的なメインテナンスが必要です。歯が残っている場合、抜歯が必要になります。
  • 治療の流れ:埋入手術のあと仮歯をセットし、数ヶ月後に本歯をセットして調整します。
インプラント
オーバーデンチャー

顎の骨に2本〜4本程度のインプラントを埋め込んで固定する入れ歯です。通常の入れ歯よりも安定感があり、自由に取り外しできるためお手入れが簡単です。大きな外科手術を必要としないため、体への負担が少ない治療法になります。

  • 自由診療です。
  • 外科手術と定期的な調整が必要です。
  • 治療の流れ:歯ぐき全体に2~4本のインプラントを埋入して支えにし、入れ歯を固定します。歯型を取って入れ歯を製作し、患者さまのお口に合うようかみ合わせを調整します。
抜歯即時埋入法

抜歯と同時にインプラントを埋入する術式で、治療期間の短縮や骨の減少の抑制が期待できます。歯ぐきを切開する必要がなく、抜歯後の自然治癒力で早期の回復も見込めます。早めに元のように食事がしたい方にも適した方法です。

  • 自由診療です。
  • 骨の厚みやお口の状態によっては適応できないケースがあります。
  • 治療期間:約2〜4ヶ月、治療回数:約3〜5回
  • 治療の流れ:抜歯した直後にインプラントを埋入し、骨との結合を待ってから人工歯を装着します。

当院が選ばれる理由

当院には、インプラントを希望する多くの患者さまが県内外から来院されます。
その理由は、「高度な技術力と診断精度」「安全性と長期的な安定性を追求したオリジナルシステム」
「見た目の美しさに配慮した設計」という、3つの柱に基づいた治療にあります。

ここでは、当院のインプラントの特徴をご紹介します。

卓越した技術レベル

01 Feature

卓越した技術レベル

近年では日本でもインプラントの技術レベルが高くなってきていますが、まだ欧米のレベルには達していません。当院のインプラント執刀医は日本だけでなく、積極的に海外の情報を取得し、臨床に取り入れています。

当院の技術を支える設備について、以下のコラムで詳しくご紹介します。

歯科用CTとシミュレーションソフト

歯科用CTとシミュレーションソフト

インプラント治療では、「骨の厚み」「神経や血管の位置」「インプラントの角度や深さ」といった多くの要素を事前に的確に把握する必要があります。これを実現するのが歯科用CTとシミュレーションソフトの組み合わせです。

当院では、院内に設置された歯科用CTを用いて、三次元的に顎の構造を可視化。そのデータをもとに、シミュレーションソフトで適切な治療計画を立案します。術前・術後に患者さまにも画像をお見せしながら、安心して治療を受けていただける体制を整えています。

ガイデッドサージェリー使用

ガイデッドサージェリー使用

従来のインプラント手術は、歯ぐきを切開して骨の状態を「見てから判断する」必要がありました。しかし、当院が導入しているノーベルバイオケア社の「ガイデッドサージェリー」では、手術前の段階で骨の厚さや神経・血管の位置などをシミュレーションで的確に把握できます。

その結果、歯ぐきを大きく切らずにすむ「フラップレス手術」が可能になり、手術時間の短縮や術後の腫れ・痛みの軽減を実現できるようになりました。歯科医師の経験だけに頼らず、デジタル技術を活用して精密なインプラント治療に努めます。
安全性、長期安定性の追求

02 Feature

安全性、長期安定性の追求

インプラントは、埋入したら終わりではありません。長期間にわたって安定して使えることが何より重要です。そのためには、高度な技術に加え、徹底した衛生管理と継続的なメインテナンス体制が不可欠です。

当院では、治療前から治療後までを見据えた「一貫した予防・管理体制」を整え、インプラントが長く機能するように末永くケアを行います。以下はその取り組みの一部です。

オペ室
インプラント手術は無菌状態で行うことが成功のカギです。
当院ではインプラント専用のオペ室で、衛生管理を徹底しています。
歯科用CT
骨や神経の様子を立体的に検査できる歯科用CTは、治療前後の的確な診断に欠かせません。
インプラントの精度と安全性を向上させています。
インプラントメーカー
信頼と実績があり世界的に評価の高い「ブローネマルク」や「カルチテック」を採用しています。
生体情報モニター
手術中の全身状態を的確に把握できる生体情報モニターを使用し、安全管理も徹底しています。
マイクロスコープ
細部まで確認できる歯科用の顕微鏡です。繊細な操作が求められる症例にもミスが起こらないよう、精度を高めています。

長持ちさせるために欠かせない
「インプラント周囲炎」の予防

長持ちさせるために欠かせない「インプラント周囲炎」の予防

インプラントを長く快適に使うためには、インプラント周囲炎の予防が欠かせません。これは歯周病と同じように細菌の感染によってインプラント周囲の骨が溶け、やがて抜け落ちてしまう疾患です。

当院では歯科医師と歯科衛生士による定期的なメインテナンス体制を徹底し、異変を早期に察知・対応できるよう努めています。

インプラントのアフターメインテナンスについて詳しくはこちら

寝ている間に終了する「静脈内鎮静法」

03 Feature

寝ている間に終了する「静脈内鎮静法」

インプラント手術に対して、「痛そう」「怖い」と不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。当院ではそうした患者さまの不安を軽減できるよう、静脈内鎮静法に対応しています。

静脈内鎮静法は点滴によって眠ったような状態に導き、手術中の緊張や不安を和らげる麻酔の一種です。全身麻酔とは異なり自分で呼吸ができるため、身体への負担も少なくすみます。
「気がついたら手術が終わっていた」とおっしゃる患者さまも多く、恐怖心の強い方や、嘔吐反射のある方にも適しています。当院では麻酔科医と連携し、安全管理を徹底した上で静脈内鎮静法を実施しています。

  • 自由診療です。
  • 治療後はふらつきが出る場合があります。当日は自動車や自転車の運転ができません。
  • 治療の流れ:点滴で麻酔薬を静脈に投与し、全身の状態をチェックしながら治療を行います。
天然歯と見分けがつきにくいほどの審美性

04 Feature

天然歯と見分けがつきにくいほどの審美性

当院では、今後のインプラントは「噛めるようになること」だけでなく、天然歯と見分けがつかないほどの審美性を回復させる必要があると考えています。
審美に特化した歯科技工士が人工歯の製作を担当し、色調や透明感、形態にいたるまで、お口の中でほかの歯と違和感なく調和するように細部まで作り込んでいきます。

さらに、歯だけでなく歯ぐきや骨とのバランスも欠かせません。歯周病や入れ歯の使用により歯ぐきの退縮や骨の減少が生じている場合、歯肉形成や骨造成などの処置も併用しながら、総合的な美しさを追求します。

対談ページでは、当院の提携技工士のこだわりもご紹介しています。ぜひご覧ください。

10年間の「ガイドデント歯科治療保証」

当院は「ガイドデント認定歯科医療機関」として、10年間のインプラント品質保証に対応しています。
ガイドデント歯科治療保証は、歯科治療保証会社の「ガイドデント」が提供する保証制度です。インプラント治療にとって重要な90以上の審査項目によって、一定水準以上のインプラント治療を提供していることを認められた歯科医院が「ガイドデント認定歯科医療機関」として提携しています。
定期的なメンテナンスを受けていれば全国のガイドデント認定歯科医院で保証を受けられるため、遠方への転居が発生しても保証が続きます。万が一の脱落や破折、偶発的な事故のリスクに備えたい方は、ぜひご利用ください。

インプラントの
アフターメインテナンス

インプラントのアフターメインテナンス

当院では半年〜1年に一度はインプラントの上部構造(人工歯)を外し、内部のクリーニングを行います。外してみると、バイオフィルムという細菌の塊が付着しています。その様子を実際に患者さまにもご覧いただき、お口のケアの重要性をお話ししています。

歯ぐきの状態もあわせてチェックし、インプラント周囲炎の早期発見・予防に努めています。インプラント周囲炎は歯周病よりも10倍〜20倍進行が早く、見た目の変化がほとんどないうちに進行してしまう場合もあります。

せっかく入れたインプラントを失わないために、継続的にご来院いただきメインテナンスを受けましょう。

各分野のチーム医療

各分野のチーム医療

インプラントには、歯科に関するさまざまな分野の知識と技術が必要です。高い技術を持った専門家が連携してはじめて、安全性と品質の高い治療が可能になるのです。

当院では各分野に特化した専門家がチームを組み、それぞれの知識と技術を活かして治療に取り組んでいます。各歯科医師や技工士の思いを「対談・インタビュー」ページで詳しくご紹介しますので、ぜひご覧ください。

対談・インタビューについて詳しくはこちら

当院のインプラント治療

当院のインプラント治療

【IS歯科】では、日本口腔インプラント学会認定医の院長をはじめ、日本歯科麻酔学会認定医の麻酔医、日本口腔インプラント学会専門歯科技工士など、各分野のプロフェッショナルが連携してチームでインプラント治療を行います。
歯や骨の状態を歯科用CTとノーベルガイドで精密に診断し、勘や経験だけに頼らない手術で安全性を向上。All-on-4、傾斜埋入法、ショートインプラント、抜歯即時埋入法などの方法を駆使し、さまざまな患者さまが希望の治療を受けられるよう努めます。
術後は専任の歯科衛生士が患者さまごとに継続的なメインテナンスを行い、インプラント周囲炎を予防します。取り外し可能な上部構造を使用するので、内部まで徹底的なクリーニングが可能。独自のケアで、できる限り長くインプラントを使用できるようお口の健康を守ります。
当院のインプラント治療について詳しくは、インプラント専用サイトでもご紹介しています。ぜひご覧ください。
インプラント専門サイト_「専門家」によるチーム医療を実践_日本口腔インプラント学会認証医_日本口腔インプラント学会専門歯科技工士_日本歯科麻酔学会認定医
診療時間
9:30~13:00
14:00~18:00
休診日:水曜・日曜・祝日
TEL
9:30~13:00
14:00~18:00
休診日:水曜・日曜・祝日